五十畑工業お散歩カート

お散歩カートの主な故障原因|保管方法・修理の仕方を覚えよう【五十畑工業】

備品・サービス

2019年12月15日

園児を安全に移動させることができるお散歩カートは保育園の運営には欠かせないものでしょう。保育の現場において長く使う備品だからこそ、購入後も大切に扱いたいですね。お散歩カートが修理できるかどうかは製造メーカーによって異なります。保育のカタログでご購入頂いた場合のみ老舗製造メーカー・五十畑工業(株)のお散歩カートは有料での修理が可能です。ここではお散歩カートの保育園でできる維持に必要な簡単な修理の仕方、保存方法について詳しくみていきましょう。

お散歩カートの主な故障原因は消耗品がほとんど

お散歩カートは保育園の幼児を乗せるため丈夫に設計されておりますが、永久的に使用できるものではありません。メンテナンスを行い丁寧に扱うことで劣化を防ぐことが可能です。
お散歩カートの故障には様々なものがありますが、自転車の故障をイメージすると分かりやすいでしょう。主な故障の原因がタイヤやブレーキなどの消耗品であることがほとんどです。

保育園でできるブレーキワイヤーの交換方法

ブレーキワイヤーはブレーキをかけるたびに引っ張られて戻るを繰り返すので、使用するうちにだんだん劣化していきます。ワイヤーがほつれてきたら交換が必要というのは目に見えてわかります。錆び付いた場合も、ブレーキの効きが悪くなるので交換が必要です。しかし、外見上は異変がない場合でも、ブレーキ操作が重くなるなど、交換時期が近い場合もあります。各保育施設で保管状況が違うため一概に交換時期は決められていません。安全に走行するためには日々の点検と維持を行いましょう。
簡単にブレーキワイヤーの交換手順を動画で紹介しています。ぜひ保育園でブレーキワイヤーを交換する時の参考にしてください。

 

保育園でできるタイヤ(車輪)の交換方法

タイヤは使っていくうちに少しずつ減っていきます。だんだんタイヤのミゾが無くなり、ミゾが無くなった状態で使い続けると、濡れた路面でブレーキが効きにくくなったり、ハンドルが効かなくなる場合もあります。子どもの安全を考えると、定期的にタイヤのミゾを確認しましょう。
タイヤ交換の修理に出すこともできますが、日々使用するものなので手元にお散歩カートがなくなると園の運営上、困ることもあるでしょう。新しいタイヤを用意すれば、自分で交換することもできます。
ぜひ動画を参考にタイヤの交換をし、安全にお散歩に出かけましょう。

 

お散歩カートが故障した場合

ブレーキの故障やブレーキゴムの交換なら近隣の自転車屋さんで修理できることもあります。ブレーキゴムの交換の場合、ホームセンターなどで購入し保育園で交換することも可能です。
保育のカタログでご購入頂いた場合のみ、老舗製造メーカー・五十畑工業(株)のお散歩カートは有料での修理が可能です。その場合は故障した箇所や不具合の状況をヒヤリングさせていただき、故障箇所の写真を撮っていただければ、保育のカタログから五十畑工業(株)に修理の見積もり依頼をさせていただきます。

お散歩カートの保管方法

お散歩カートは室内保管が一番長持ちします。室内に保管場所の確保が難しい場合には、コンパクトにたためる商品がおすすめです。
それでも、室内に保管場所を用意するのは、なかなか難しい場合もあるでしょう。外に保管する場合について注意点を見ていきましょう。
 
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保護カバーをつけて紫外線・劣化を防ぐ

お散歩カートは雨があたる場所などに置いて保管すると、いずれサビつきます。サビによる経年劣化が故障の原因である事も多く見られるので、直接雨が当たることを防ぐ工夫が必要です。軒下に保管したり、カバーをかけることで対応出来るでしょう。また、保管中にカバーをかけることによって、ホコリや花粉、紫外線から守ることが可能になります。保管状態をよくしていれば劣化を遅らせることができ、より長くお散歩カートを使用できるでしょう。

お散歩カートの保護カバーは別売りで販売しています。

※防水カバーではございません。

まとめ

お散歩カートは幼児を安全に移動するために使います。災害があった場合にも避難車の役割を果たします。急な事態に備えるとともに、毎日の安全な運営のため、購入後も日々の点検と維持管理がとても重要になってきます。お散歩カートは決して安くない備品なので、どの保育園としても長く使いたいものです。長く使う備品だからこそ、より手をかけ、大切に扱いましょう。
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