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保育園で年少児クラスである3歳児の基本的な姿と成長発達はどのようなものなのでしょうか。あそび方や制作のヒント、個々とクラス全体に対する保育士の関わりのポイントを具体的にお伝えします。 3歳児とはどのような特徴があるのか? 未満児クラスから進級して年少クラスとなった3歳児と、新規に入園してきた3歳児とがいる年少児クラス。まだまだ成長の個人差は大きく、生活面での自立が確立されていない子どももいるでしょう。 おもらしをする子ども、中にはお昼寝中はオムツが必要な子どももいます。月齢の低い子どもと高い子どもの差は歴然です。例えば4月生まれの子どもと、翌年の3月生まれの子どもは約1年の差があります。3歳児の時期はこの月齢差の成長度合いの違いが大きい時期。年中に向けて少しずつその差は目立たなくなっていきます。 また、中には上に兄弟のいる子どもや保育歴のある子どもは月齢が低くても生活経験が高く、発達が早い子どももいます。 そういった個人差を踏まえた3歳児の基本的な姿を見ていきましょう。 3歳児の運動発達とは? 3歳児は運動能力が飛躍的に成長する時期です。体の様々な機能を使って複雑な動きや持続的な運動、二つ以上の動きを同時に行うことも可能になってくるでしょう。しなやかな動きができるようになりますが、まだ先の予測がつかず、怪我も多くなる時期でもあります。以下のような姿が見られるようになります。 体をひねってボールなどを投げる 片足でバランスを取りながらボールを蹴る 小さなものを指先でつかみ、指先の力加減も自在にできる 起き上がる、狭いところを渡る、鉄棒などにぶら下がるなど体のバランス感覚を使う バランスを崩しそうになった場合は立て直すなど、体幹が安定してくる 音楽に合わせて走る・歩く・踊る・止まるなど反応できるようになる 片足ケンケンをしながら前進する、三輪車を漕ぎながら生きたい方向へ行くなど、二つの動きを同時に行うことができる 3歳前までは、バランスを崩し転びやすく、体の筋肉や関節を使いこなせないために動きがぎこちないのですが、3歳を過ぎる頃からバランス感覚と体幹が大きく成長することにより、器用でしなやかな動きや運動が可能になってきます。 3歳児の知的・精神的な発達の姿とは? 3歳児頃は1700語から2000語程度の言葉を確立すると言われています。大人ともある程度の会話が問題なくできるようになるでしょう。5つくらいの言葉を組み合わせて話すことができるようにもなり、「どうしてこうなったの?」「なぜ〇〇は〇〇なの?」など質問が増えてくる時期でもあります。 このように言葉や会話が多くなり、言葉を通したイメージやそこにないものを思い浮かべながら話すこともできるようになります。 また、数の概念もはっきりと認識していきます。1つから5つくらいまでの数を数えることと、その数についての概念も一致してくるでしょう。例えば「5つあるりんごの中から3つのりんごを取る」などの考え方ができるようになります。友達と同じ数に分けるなどもできるようになるでしょう。...
5歳児とはどのような成長をするのでしょう。保育士は5歳児の担任になったとき、どのような工夫が必要なのでしょうか。今回は5歳児の基本的な姿と成長発達、あそび方や制作のヒント、個々とクラス全体に対する保育士の関わりのポイントを具体的にお伝えします。 5歳児とはどのような特徴があるのか? 保育園に通う5歳児はどのような特徴があるのでしょうか。保育園では一番大きい年長児は、保育園生活最後の一年となります。小学校入学へ向けて保育士はさまざまな刺激ある働きかけや関わりが必要になります。 まずは、5歳児の姿を見ていきましょう。 5歳児の運動発達とは? 5歳になると運動発達機能はますます活発になり、複雑な動きや、複数の運動を同時に行うこと、扱いが難しい道具を使うこともできるようになります。 5歳の頃は、大人ができることの約8割程度のことが可能になると言われています。下記のような様子が見られるようになります。 リズムに合わせて動く、踊る、振り付けを真似る 力のかけ方を調節できる 縄跳びを飛びながら走る、ボールをドリブルしながら歩くなど複合的な運動ができる 歩く速度が速くなり、大人とほぼ同じスピードで歩ける これまでの経験をふまえ、見通したり予測して動ける 全身を滑らかに使いながら様々な動きができる 5歳児の知的・精神的な発達の姿とは? 5歳児になると文字や数字、図形などに興味を持ち、簡単な計算をしたり、自分の名前を書いたり読んだりできるようになります。 また、生活面では完全に自立しますが、まだまだ保護者や周囲の大人に甘えたり、寄添ってもらいながら自信を付けたり、気持ちを休めることもあります。 特に保育園では、様々な経験を通じて更に自信を付け精神的にも自立していきます。 5歳児の社会的な発達、友達との関わり・遊び方は? 友達同士の関わりがさらに深まる5歳児。...
鮮やかな色の画用紙で飾られた窓を見かけると、保育園を浮かべる方も多いようです。子どもたちにも馴染みのある「壁面」は、季節感や楽しみを持つだけでなく、教育的な意図を持つこともあります。この記事では、冬の季節は行くことが億劫になる「トイレ」での、壁面の活用方についてお知らせします。 保育現場で壁面飾りが活用される理由 子どもたちの作品を飾る、なるべく自然なものを取り入れると言う方針の園も増えています。壁面飾りの作成が保育士の負担になっているという声も聞こえてきますが、子どもたちが生活の中で身につけていくことを助けるために一役買っていることも事実です。特に、衛生面や食育の場面など、教育的な意図を持って活用することは有効です。今回は、冬に活躍する場面を中心に見ていきましょう。 保育園・幼稚園・こども園の手洗い場 日に日に寒さがます中、大人でも、手を洗うことに抵抗を持ちます。さらにこれからの季節は、コロナウイルスに加えインフルエンザや嘔吐下痢症が流行る時期でもあり、感染症対策がますます重要になってきます。肌寒く、冷たい印象のある手洗い場でも、楽しい壁面装飾があると子どもたちが自ら手洗い場に行きたくなります。保育士による声掛けも重要ですが、洗い方のお知らせや「きれいになったね」などの言葉が壁面などにあると、子どもたちの手洗いの意識にも影響することでしょう。 保育園・幼稚園・こども園のトイレ タイルやコンクリートで作られたトイレは、季節を問わずいきたがらない子どもたちもいます。また、トイレはひとりになる空間であるため、不安な気持ちになったり、閉じ込められたように感じることも、原因の一つです。トイレを装飾することで、明るい雰囲気を作ることにつながり、トイレに入る不安が軽減します。衛生面にも気をつけて、こどもたちの自立を、環境的にも手助けたいものです。 また、トイレは死角にもなりやすいため、人的な配置以外の工夫が必要となる場所でもあります。 保育園・幼稚園・こども園のロッカー 保育園・幼稚園・こども園のロッカーの様子は、園やクラスによって様々です。開放的な場合もあれば、閉鎖的で静かな環境を設定していることもあります。 それぞれ保育園の意図がありますが、必要なのは「楽しく自立を身につけていくこと」です。特に、冬の間は、着ているものの枚数が増え、ロッカーにいる時間も長くなります。子どもが生活の中で自立していく上で、着替えは大切な要素だからこそ「自ら進んで」着脱できる環境を整えたいですね。そのために壁面飾りを有効に利用したい場所でもあります。 保育現場で壁面飾りの効果 保育現場での壁面飾りについては、大正時代の写真で確認できるという報告もあるほど、長い歴史があります。最近では、保育士の業務改善や、デザインに対する考え方など、様々な意見が挙げられていますが、これまで活用されてきた背景も考えた上で、より良い方法を考えていくことが大切です。 ここでは、壁面飾りの効果について、確認してみましょう。 園児が安心感を得ることができる 入園当初やお休み明けなど、子どもたちは園に来たい気持ちよりも、不安が大きくなることがあります。そんな時こそ、見ていて楽しい飾りや、興味のわく装飾があることで、心が和むものです。「この折り紙見てみて?」「誰が描いたのかな?」など言葉でのコミュニケーションを取る、一つの材料としても活用できます。 また、トイレや手洗い場などの一人になりやすい場所に、壁面飾りがあることで、「一人じゃないんだ」と安心感を感じることにもつながります。 子どもたちが自分で確認できる...
保育園では年中児である4歳児。4歳児の基本的な発達・成長の姿と運動発達とはどのようなものなのでしょうか。個々とクラス全体に対する保育士の関わりのポイントを具体的に考えてみましょう。 4歳児とはどのような特徴があるのか? 保育園の中ではお兄さん・お姉さん的な立場となる4歳児の子どもたち。自分でできることが増え、生活面ではほぼ自立をしていることでしょう。半面、精神的な発達はまだまだ幼く3歳児と4歳児の間を行ったり来たりしているような姿も見られます。 赤ちゃん扱いされるのを嫌がり大人っぽいそぶりを見せたかと思えば、融通が利かなく泣いたり怒ったり反抗したり。1歳~2歳の時に見られたイヤイヤ期とは違う反抗期「4歳児の壁」と呼ばれる姿を見せる子どももいることでしょう。 4歳児の体の発達と、精神的な発達の姿とはどのようなものなのでしょうか。 4歳児の運動発達とは? 4歳児になると全身のバランスが整い自分のイメージするとおりに体を動かせるようになります。スキップやでんぐり返しなど、目で見て頭でイメージした動きを自分の体で表現できるようになる時期でもあります。 また、手をたたきながら歩く、ジャンプしながら前に進むなど、二つの動きを同時に行う運動も可能になります。さらには自分で縄を持って回しながら飛ぶ縄跳び、キャッチボールなど、タイミングを考えて行う運動も器用にできるようになります。 これらの運動はすぐにできることではなく、繰り返し行うことで自らタイミングやコツをつかんで上達します。保育士は日ごろの保育の中で運動機能の発達を意識した遊びを取り入れながら、成長を促すことが大切です。 4歳児の知的・精神的・社会的な発達の姿とは? 4歳児になると友達や保育士との関わりに下記のような大きな成長と変化が見られます。 友達や保育士の話しを聞き理解しようとする 話し合いや相談、譲り合ったり意見をすり合わせることができる 自分とその他の人との区別がつくことで人の存在を意識し競争心や仲間意識が芽生える 自分の行動やその理由、その時の気持ちを言葉で伝えることができる 友達とイメージを出し合って遊びを深めることができる 現在、過去、未来の概念ができ、会話の中に取り入れることができる 自信を持って生活している反面、甘えたり反抗したり、思うようにいかないと泣いたり暴れるなどする姿もある 身近な素材を使って、完成形をイメージしながら遊びに必要なものを作る クレヨン・鉛筆・絵の具・粘土・のりなど、それぞれがもつ特性を理解しながら目的をもって制作物を作る...
保育園不足や保育士不足が叫ばれる中でも、保護者のニーズに応えられる保育園への人気が高まり、入園希望者が偏りを見せる地域もあります。保護者のニーズを知り保護者へ寄り添うのが集客への近道かもしれません。保護者のニーズとはどのようなことでしょうか?また、集客のため保育園にできることとは?一緒に考えてみましょう。 保育園の現状、保護者のニーズの現状を把握しよう 集客を目指す上で知っておきたいことのひとつは、いま保育園が置かれている現状です。保育園の地域にいくつの園があるのか、定員は満たしているのか、待機児童はいるのか、どのような特色のある園なのか、ということをできるだけ知っておきましょう。また、地域の保育園へ通っている家庭や保護者の状況について、どのような職場でどのような働き方をしているのかも把握することが大切です。 可能な限りで他園との情報交換をする、自治体に質問するなどして現状を把握しておきましょう。 保護者は何を求めているのか?保護者の知りたいことを知っておく 子どもを預ける保育園を選ぶのは保護者。その保護者が求めていることとはどのようなことなのでしょうか。保育園経営をしている中で保護者のニーズは感じ取れるかもしれませんが、ニーズはその時代や社会の状況に応じて変化していくものです。 常に新鮮な情報を得るために、アンケートなどを取り希望・要望・苦情などを知っておきましょう。保護者の本当のニーズを知ることが本当の保護者支援となり、園との信頼関係が深められ、集客が続くことになるでしょう。 例えば保育園が考える保護者のニーズとしては、次のようなことをイメージするのではないでしょうか。 安心して預けられる、経験年数のある人材がいるのか 保育時間の長さはどうか 通園のしやすさ、駐車場の有無 保育内容に教育的なものがあるか 文字教育、英語教育、絵画、運動、音楽など特別な保育はあるのか 家庭との連携、情報開示の方法や頻度 これらのニーズは年々高くなり、園児を募集する際にも園の情報として掲げているはずです。ここからさらに一歩踏み込んだ保護者のニーズを考えることが大切です。 保育園は「家庭での保育に欠ける」子どもが通う場所です。保育に欠けるというのは、保護者が子育てをする変わりに保育園が子育てをするということ。保護者がどのように子どもを育てたいのか、どんな子どもになってほしいのか、保護者の育児に寄り添った保育が必要になるのではないでしょうか。 「もう一人自分がいたら、こんなことをしたい、あんなふうに育てたい」という保護者の気持ちになるべく寄り添える保育ができ、それが保護者へ伝わることが大切です。 保育園が園児募集のため行うべきこととは? 地域の状況や保護者の実態・ニーズを知ったら、保育園の園児募集のために経営側が行うべこと、できることを考えてみましょう。集客のためには目につきやすい園の特色を打ち出すほかに、どのようなことができるのでしょうか。...
インターネットの普及が進み、私たちは多くの情報をホームページから得ることができるようになりました。保育園においても例外ではなく、多くの保育園がホームページを作成しています。保育園のホームページは、保護者に対して園の基本情報や考え方、日頃の様子などを発信するものとしてスタートしました。しかし、今では入園を検討する保護者や、就職を予定している方にとっても、園のことを知るためにも、重要な媒体となっています。何かと業務が多く、煩雑さを感じている保育園だからこそ、効果的な情報発信の方法を得たいと思うことでしょう。 そこで今回は、保育園のホームページの重要性について、作成のメリットや入園希望に繋がるポイントを軸に考えていきましょう。 ネット社会における保育園ホームページの現状 昨今、保育園を含む福祉事業者には運営状況の情報公開が求められています。しかし保育園のHPを見ていると、基本情報や園の案内については整理されているものの、日常的な発信に活用している園はそれほど多くはありません。 また、保育方針や普段の様子を調べた上で、希望する保育園を決定する保護者も増えていることもあり、集客につながる情報の掲載が必要になってきています。しかしながら、多くの園のホームページは、基本情報とお便りが貼り付けてある程度で、日常の様子や、行事報告などの記事が追加されていることは少ないです。理由としては、インターネットに詳しい人が現場にいないことや、更新のための時間が割けないことなどが挙げられます。 ホームページ作成で得られる保育園のメリット ホームページの持つメリットとしては、一斉に情報発信ができることや、大勢の人に価値を伝えること、継続的に世界中に広告できることなどが挙げられます。 特に保育園のホームページの場合は、以下の3点が大きなメリットになります。 保育園の様子が伝わりやすいホームページ 「こどもの安心安全を守る」「保育を必要とする子どもたちが通う」という保育園の性質上、園内での日中の様子を目にすることはなかなかできません。また、新型コロナウイルスの発生により、保護者を含む外部の人の行事参加や、園内の滞在が難しくなっています。そのため、園で過ごしている子どもたちの姿や、保育士が心がけていることなどを、より具体的に発信する必要が出てきました。ホームページ上に写真を載せることもでき、より具体的に日常を伝えられるでしょう。当たり前の日常を、インターネットで発信することで、子どもたちの過ごす様子や保育士の専門性などが伝わり、入園希望にも繋がります。保護者や入園希望者が知りたい内容を保育の中で探し、わかりやすく伝える工夫をしていきましょう。 保育園の様子 【例】 日中の活動 子どものつぶやき 給食やおやつのメニュー 避難訓練の様子 園の中にある絵本やおもちゃの紹介 保育で歌っている歌 トイレや食器など、子どもが日常使っている保育園の環境 保育士の専門性 【例】...
ペープサートは昔からある保育の技法のひとつで、紙でつくる人形劇のことです。 絵本の内容を表現するほか、歌遊びなどにも使われます。楽しい使い方や題材と、年齢別のねらいをご紹介しましょう。 ペープサートとは? ペープサートとは、紙に絵を描き、棒をつけ、動かして演じる紙製の人形劇のことを言います。裏返すと別の絵になっていたり、表情や色が変わったりするので、平面でありながら動きのある演出ができます。人形劇だけではなく歌遊びや、手遊び、クイズや創作のお話しなど様々な題材に利用し、子どもたちを楽しませることができます。 ペープサートを使うねらいとは? 日常の保育から、イベント・行事まで幅広く活用できることから、保育園では、 子どもに次の場面への期待を持たせる導入のため 集中させるため 保育に彩りを持たせるため など、様々なねらいで使われています。 ペープサートを作ってみよう!材料と作り方 ペープサートはどのように作るのでしょうか。材料や作り方をご紹介します。 材料 ・画用紙 ・ペンやクレヨン ・割りばしやたけひごなど、持ち手になるもの ・はさみ ・のり ・セロテープ ...
保育園に通ってくる子どもの保護者の中には、トイレトレーニングを始めることへ、心配や不安を抱えていることも少なくありません。離乳食と同様、保育園に預けていて助かったことであげれられることも多いですね。普段当たり前に行っている保育園でのトイレトレーニングの方法をおさらいしながら、時期ややり方、そして保育士としてのアドバイスポイントについて確認していきましょう。 トイレトレーニングの基本 トイレトレーニングは、訓練ではありません。子ども自身の「自分でやりたい」という意思や、できるようになった喜びを大切にしながら、排泄に対する自立を促していくことです。ストレスやプレッシャーを感じて、精神的に不安定になることもあります。子どもと楽しみながら自立に向かうプロセスを大切にしていくことが基本となります。 スタートするタイミング 子ども自身が排尿のタイミングを感じるようになったり、トイレに興味をもったりするタイミングでスタートします。子どもによって個人差がありますが、保育園では歩行が始まり、大人と言葉による受け答えができるようになったタイミングが望ましいです。また、トイレの間隔が2時間程度空くようになったことも目安の一つです。 子ども自身が保育園での生活に慣れていることも大切なポイントです。安心してスタートするために、生活の中で急激な変化(引越しや進級、妹や弟の誕生など)の前後は避けるようにしましょう。 子どもからのサイン 保育園では、お友達のトイレトレーニングの様子が身近にあることや子ども用の便器が常備されているなど、環境的に整った状態です。そのため、子ども自身もサインを出したり、トイレに行きたい気持ちを持ちやすくなります。 トイレに行きたいというサインは、 トイレを指差したり、行こうとする(意思表示) 内股になったり、足を交差させる(態度的なサイン) お友達のトイレの様子を観察したり、興味を持っている(関心) などが挙げられます。これらの様子がないか注意深く観察し、おまるや子ども用のトイレに誘ってみることから始めましょう。 楽しく・落ち着いて・成功体験にすること トイレトレーニングを始めると、子どものタイミングに合わせた排泄の手間が増えるため、ついつい「早くできるようになって欲しい」「昨日はできたのに」といった大人の焦りが出てしまいがちです。早くできるようになることよりも、子ども自身が「成功体験」として排泄の自立を身につけることが大切です。 トイレトレーニングの流れ トイレトレーニングに限らず、子どもの発達はできるようになったことができなくなったり、なかなか出来ないと思っていたことが、ある日突然できるようになって驚かされたりするものです。いろいろな出来事を前向きに受け止め、子どもと言葉を交わしながら、味わっていくために、トイレトレーニングの流れを細かく見ていきましょう。 トイレトレーニングの始め方...
災害大国と言われる日本では、台風・地震・津波などの自然による災害も多く、避難訓練においても様々な想定が必要です。今回は、保育園における防災意識の実情をもとに、意識を高めるための災害別リスクに備えた避難訓練マニュアルについて詳しくみていきましょう。 保育園における防災意識の実情 保育園では、児童福祉法と消防法により避難訓練の実施が義務付けられています。児童福祉施設最低基準(第6条)に「少なくとも毎月1回は各種災害を想定した避難訓練を行わなければならない」と規定されています。 保育園の防災訓練の状況 保育園における防災訓練は、主に地震・火災・風水害・不審者を対象にしています。特に、地震・火災の避難訓練が多く行われています。起きる割合が高いことと、実際に起きた場合「自分たちで一時避難しなければならない災害」であることが考えられます。 避難訓練の内容としては、警報を鳴らして実際に避難経路を移動する訓練、消防署や警察の協力を得て行う「防災・安全教室」、紙芝居や絵本による日常的な教育などが行われています。 それぞれの園が、立地条件・職員配置の状況・園児の年齢によって、年度毎に見直し工夫を凝らして実施しています。 保育施設のマニュアル整備の実態 出典:幼稚園・保育所・認定こども園における災害マニュアルの実態 地震に対するマニュアルは82.5%の保育所が整備しており、それ以外の災害については、地震の半数以下です。 マニュアルの内容や活用については、自園の状況に即した内容で見える場所に貼ってある場合もあれば、モデル的なマニュアルが棚にしまったままでいざという時に活用することが難しい場合もあります。 保育士の防災意識 保育士の防災意識の高さについては、働いている園での取り組みや保育士自身の経験によって左右されます。「保育士が少ない時間帯」や「想定していないこと」「新人保育士が担当」であっても、安全に避難できる体制が必要です。 防災に対する意識が高く職員への教育を徹底している園の場合、たとえ新人保育士であってもマニュアルをしっかりと意識しています。 保育士の防災意識はいろいろな要因によって変化するので、個人のやる気や意識だけに頼ることなく、マニュアルの作成・周知・徹底・確認を通して一人ひとりの保育士が安心して保育に取り組める状況を作ることが大切です。 災害別リスクに備えた避難訓練の方法 保育園では、限られた保育士人数の中で子どもたちの安心・安全を確保しています。その上で、質の高い保育を行うことが求められているため、保育士は普段から防災意識を高めておくことが必要となります。災害別に詳しく見ていきましょう。 台風・集中豪雨・土砂災害 近年の台風や集中豪雨は、短時間で災害に至りやすい傾向があります。特に頻発している豪雨災害に対する安全管理は、保育園にとって喫緊の課題となっています。床上浸水などの被害を受けた保育園については復旧に半年以上時間がかかり、代替えの保育施設で応急保育が行われている場合もあります。崖のそばや山間地域、氾濫しやすい川があるなど、保育園の建っている場所によって災害に遭うリスクが大きく変わるため、自園の立地条件や、これまでの災害の歴史などについても知っておく必要があると言えます。...
保育園に入園し、しばらくしてもなかなか園生活や保育士に馴染めない子どもはいませんか。集団生活には友達や保育士と過ごす楽しさや、子どもが成長していく上でのメリットがたくさんあります。馴染めない子どもの背景にあるものは、家庭との連携不足や子どもの発達の遅れなどが考えられるのではないでしょうか。保育園に馴染めない子どもと保護者へ保育士が心がけたい対応を考えてみましょう。 集団保育とは?メリット・デメリット 就学前の子どもは保育園や幼稚園へ入園し、集団保育を受けることが多くなりました。家庭での育児に比べてどのようなどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。 集団保育のメリットとは? 大勢の子どもを保育士が一斉に保育することで、様々なメリットが考えられます。 子ども同士の関わりが増え、人間関係が築かれる 友達の姿が刺激となり頑張りや努力をしようとする 楽しさや頑張る気持ちを共感し仲間の良さを知る 大きくなこのようなメリットがあります。 集団生活のデメリットは? 集団生活のデメリットとしては次のようなことがあげられます。 子ども全員に向けて一斉に指示をするので自主性を見失いやすい 子どもの問題点に気づきにくくフォローしにくい 一人ひとりのの個性や成長に合わせた対応がしにくい などのデメリットが考えられます。 保育士が見るべき園児の様子 集団生活を送る中で、保育士は一人ひとりの育ちや個性をしっかり見極めていく必要があります。年齢なりの成長やその年齢で達しているべきことを良く観察し、いち早く課題を見つけフォローしていきたいものです。中でもしっかりと観察しておきたい点を考えてみましょう。 コミュニケーションは取れるか?心を開いているか?...
地域の不審者情報メールが届くたびに「子どもたちが狙われていないといいけれど」と思うことはありませんか。大人に比べ、体が小さく、判断力や対応力も未熟である子どもたち。狙う側も、対象にしやすい存在だと考えられます。そして、保育園は子どもたちが毎日通ってくる場所です。保育園として不審者対策をすることはもちろん、子どもが自ら身を守るために働きかけることもできます。 今回は、普段からできる防犯対策について、園としての不審者対応と、子どもたちへの働きかけに焦点を当て、ご紹介していきます。 近年の不審者情報 保育施設で起きている、近年の不審者情報を見てみましょう。 2006年11月に、鹿児島県の保育園にカッターナイフを持った男が侵入した事件がありました。鹿児島中央署員が駆けつけ、犯人は建造物侵入と暴力行為法違反で現行犯逮捕されています。園には0歳から6歳の園児15人と女性保育士2人がいましたが、怪我はありませんでした。パート従業員女性(45)の胸元にカッターナイフを突きつけ、「いつもうるさくて眠れない」などと脅迫したとされています。 また、2017年に大分県にある認定こども園に刃物を持った男が侵入し、保育士や園児3名が負傷するという事件もありました。 保育園での不審者による事件は、数としてさほど多くはありません。しかし「この人、ちょっと警戒しよう」や「警察に電話を入れておこう」という経験をされている方は少なくないでしょう。「もし自分が不審者に出くわしたら」ということを想像した上で、日頃から対策をとっておくことが大切です。 不審者の見分け方 私たちが生活の中で「不審者」だと感じる要素は3つがあります。 1.見た目 見た目は、目立たないように黒い服を着ていることや、フードをかぶっている、サングラスをかけているなど、何かしらを「隠している」見た目の場合、不審者を疑いましょう。 新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響で、マスクが常用となったこともあり、不審者の見分けがつきにくくなったという声もあります。 2.行動 行動は、同じところをうろうろする、特定の誰かに視線を送っている、独り言をぶつぶつと言っているなど挙動不審な態度をとっている場合、注意が必要です。 3.違和感 「なんとなく不思議な感じ」「こちらに何か仕掛けようとしている感じがする」など、違和感を感じることもあります。不審者は「知らない人」であることが大半ですが、知っている人でも「違和感」を感じた場合は、警戒心を持つことも必要です。 保育園で出来る防犯対策 保育園は子どもたちの生活の場であり、お散歩や送迎など、日常的に園の敷地外を子どもたちが行き来しています。特に朝夕の送迎のピークの時間帯となると、多くの人が行き来します。対象別に合わせた防犯対策をみていきましょう。 保育園で出来る不審者対策...
感染症予防についてどのような対策を行っていますか? 保育園・幼稚園は集団生活なので感染症はすぐに広まってしまいます。ここでは子どもが起こりやすい感染症と予防法を知り、流行しないための対策や方法を考えてみます。 保育園で蔓延しやすい病気・感染症とは? ゆっくりの集団生活の場は、様々な感染症が蔓延しやすいものです。 保育園や幼稚園ではどのような感染症が流行しやすいのでよろしくお願いします。 特に秋から冬にかけての感染症を具体的に見ていきましょう。 水ベラ瘡とはどのような感染症ですか? 水疱瘡は、「水痘」とも呼ばれ、「水痘帯状疱疹ウイルス」というウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。 症状としては、皮膚や口の中に湿疹ができ、その後強いかゆみを伴い水疱が表出します。全て水泡がかさぶたになると完全な治癒となります。 空気感染、飛沫感染、接触感染により広く、その潜伏期間は感染から2週間程度と言われています。学校安全保健法によると、水疱瘡の場合、出現したすべての発疹がかさぶたになるまでは出席停止となっています。 水疱瘡を発症してからカサブタになるまでの期間は7~20日程度です。 水疱瘡の治療法と予防は? 治療法は特になく、自然に治癒していくのを待つことになります。発熱やかゆみに対する対処療法を用います。 予防法 予防法としては、水痘ワクチンを受けることです。 2014年から定期接種となったワクチンで、接種を受けることで深刻な水痘をほぼ100%予防できます。 また、2回の接種により軽症 水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。 定期接種のため無料で実施することができます。 出典:水痘/厚生労働...
平成28年3月に「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の 対応のためのガイドライン」が制定され、保育所での危機管理や事故防止対策の方法が、細かく示されました。保育所における死亡児童数は年々減少傾向にあるものの、重大事故を含め残念ながら毎年発生しています。「子どもが成長していく過程を支える」という保育所の機能と役割のなかで、怪我が一切発生しないことは現実的には考えにくいものです。そうした中で、保育所における事故、特に死亡や重篤な事故に至らないためには、日頃からの予防と事故後の適切な対応を行うことが重要です。 (参考:施設等における事故対策の経緯について (平成30年2月現在)) 保育所で起きている、重大事故の実態 日々の教育・保育においては、乳幼児の主体的な活動を尊重し支援する必要があります。保育施設は行政指導のもと、最低基準を遵守し、専門性を持った保育士が保育を行っています。 しかし、平成31年1月1日から令和元年12月31日の期間内に報告のあった、教育・保育施設等で発生した死亡事故や、治療に要する期間が30日以上の負傷や疾病を伴う重篤な事故等は、1,744 件(対前年+103)にのぼっています。 特に負傷等の報告は 1,738 件(対前年+106)あり、そのうち 1,401 件〔81%〕(対前年+71)が骨折によるものです。 事故の起きた場所としては、認可保育所の室内は387件が1位となっており、次いで認可保育所の屋外が383件となっています。睡眠中の死亡事故は、一時預かり事業で1件、認可外施設で3件の計4件発生しています。 【出典】 「令和元年教育・保育施設等における事故報告集計」の公表及び事故防止対策について/内閣府子ども・子育て本部 乳幼児期の事故の実態 令和元年の厚生労働省の人口動態調査によると、令和元年の死亡数は、0〜4歳のが2,319名、5〜9歳が379名でした。また、2019年の乳幼児の主な死因の構成では、不慮の事故は男児5.2%(女児4.1%)、乳幼児突然死症候群では男児4.8%(女児3.7%)となっています。 不慮の事故による死亡者数が、乳幼児突然死症候群の死亡者数を上回っています。乳児が不慮の事故で死亡する場合、居間での事故が多く、誤飲や窒息、火傷、転落などが原因となっています。...
誕生会は毎月あるイベントですが、誕生月の子どもにとっては一年に一度の特別な日です。保育士が司会・進行をすることの多い誕生会で、季節感や目新しさを取り入れた出し物を考え、みんなでお祝いし喜び合いたいものですね。今回は誕生会で使えるねらいある出し物についてご紹介します。 誕生会のねらいとは? 誰にもある誕生日。1年に一度のその日をみんなで喜びお祝いしてもらうことで、この世に生まれた喜びや周囲の人に大切にしてもらっていることを感じる日です。また、誕生日をお祝いしてあげることで友達や仲間を思いやる気持ちや仲間の大切さを感じる日でもあります。 誕生会は、楽しく和やかなムードで主役となる子どもをお祝いし、周囲の子どもたちも喜びを分かち合える大切な行事でもあります。 1年を通し毎月のことでもあるので、誕生会の内容がマンネリ化しやすくネタ切れになることもあるでしょう。ちょっとしたアイデアや小物を使うことでいつもと違った誕生会になるものです。どのようなアイデアがあり、何を活かせるかご紹介します。 保育士が一人で出来る!誕生会出し物ネタ 誕生児を心からお祝いするのはもちろん、周囲の子どもも楽しめる出し物を考え、一人で演じるのは大変なことですね。担当になった保育士は保育ネタやアイデアを駆使し、日ごろの保育を披露する場にもなります。何日も前から考え準備をすることでしょう。 日ごろの保育ではあまり使わないネタや、小道具を使うと子どもは引き付けられるはず。また普段はあまり披露することのない保育士の特技を発表するのも良いですね。 ドライアイスを使った手品 ドライアイスは水やお湯につけるともくもくと煙が出る二酸化炭素のかたまりです。水やお湯につけても水分ではなく気体となって蒸発するため、ぶくぶくと水が泡立ち煙を発する様子に子どもはとても驚くことでしょう。このドライアイスの特性を利用し、例えば透明の飼育箱に水とドライアイスを入れて、魔法や手品のショーに見立てたり、泡立つ箱の中に何かを入れると違うものに変身して出てくるなど、様々な手品ショーを演出できます。保育士は魔法使いのようなマントや帽子を身につけたり、手品ショーによくあるBGMを流すなど、見せ方も工夫してみましょう。 段ボールを使った視覚に訴えるお話し 家電用品店などで扱う大きな段ボールを使って、家やお店を作り、劇団のようなセットを用意してみませんか。セットの後ろに隠れて早着替えをして登場したり、ペープサートやぬいぐるみを使ったりし、一人で劇を演じます。 保育士が段ボールのセットの陰に隠れたり、出てきたりすることで、興味を引き付けますよ。 例 《パン屋さん》 パン屋さんを段ボールで作り、保育士がパン屋さんに扮したりお客さん役になったりとくるくる動き回るのも楽しいでしょう。 手遊び歌「パン屋さんにお買い物」を歌いながら演じるとリズミカルでいいですね。 最後は誕生児に上がってもらい、パンを買ってもらうのも楽しいでしょう。...
保育料の無償化や幼保一元化など子どものいる保護者にとっての環境が整う中、保育士を確保できない状態は続ています。2019年に制定された働き方改革関連法は、業務の生産性を上げ、待機児童の解消や、保育士の働きやすさを目指す改革法案です。保育士のための働き方改革とは?改革による現場の変化とは?今後の課題もあわせて考えてみましょう。 保育園運営者がやるべき保育士の働き方改革とは 運営者がすべきことは、保育士の負担を軽減し、仕事の生産性や質を上げることです。2019年4月に制定された働き方改革は、働く人が多様で柔軟な働き方を選択できるようにするための改革です。例えば次のようなことがあげられています。 ・残業時間の上限規制 ・休息時間を確保する「勤務間インターバル」制度の導入 ・年次有給休暇の取得義務 ・月60時間を超える残業には割増賃金率の引き上げ ・労働時間の客観的把握 ・フレックスタイム制の拡充 出典:働き方改革~一億総活躍社会の実現に向けて~/厚生労働省 これらを保育の業界に当てはめた場合、どのような業務の効率化ができるのでしょうか。 【保育園運営】業務効率化のためにできること 保育士の仕事は多岐にわたり、子どもと向き合う保育の仕事以外にも大きなウエイトを占める事務仕事もあります。今後、保育士の負担を軽減するためにどのような効率化が考えられるのでしょうか。具体的にみていきましょう。 書類入力業務のICT化とは?ICT化の進まない理由 保育士の仕事で多くを占める事務仕事は、成長記録や保護者へ向けたクラスだよりや園だよりの作成、子ども一人ひとりのお便り帳など手作業で進めることがほとんどです。パソコンなどの通信機器を用いたICT化は、コミュニケーションを取りやすく記録も短時間で行うことができ、保育士の記録業務を軽減してくれるメリットがあります。 しかし、費用を確保できるか、パソコンやインターネット環境は整っているのか、仕事場所を確保できるのかなど様々な問題がありなかなかICT化が進んでいません。 パソコンの使い方をはじめ、ICT業務についての学習などの時間や指導者を確保できない、触ることはできるが慣れていないためかえって時間がかかる、インターネットの接続などに不具合が出た場合の対応をできる職員がいないなど、導入後に発生しうる問題も考えられることも導入を遅らせている一因でしょう。 コストや手間だけにとらわれず、ICT化することで得られるメリットを考え導入を検討していきたいものです。 ...
新型コロナウイルスの流行により、私たちの生活は「新しい生活様式」が基準となりました。これまでの当たり前を見直す中で、本当に大切な習慣に気付く機会にもなっています。今回は、「人間が生きていく上での活動能力(ADL)や生活の質(QOL)を決める」とも言われている「歯」を守るための「歯磨き」について考えてみましょう。 乳児・幼児の歯磨き習慣は、一生の土台になる? 日本人の平均寿命が延びる中「一生自分の歯で食べよう」という標語がよく使われるようになりました。平成元年には当時の厚生省と日本歯科医師会が「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」と提唱する「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」が生まれました。 出典:平成30年簡易生命表/厚生労働省 平成30年簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性81.3歳・女性87.3歳となり、「80歳」を大きく上回っています。80歳で20本の歯をゴールとしてではなく「より健康的で快適な高齢期を過ごすための運動」としての意味へとしつつあります。 乳児・幼児期から歯科保健対策を意識することは、人生をより良く生きていくための秘訣とも言えるでしょう。一生という時間の土台ともなる「乳児・幼児の歯磨き習慣」について詳しくみていきましょう。 歯磨きが大切な理由 歯を大切にするため重要なことは、むし歯や歯周病などのトラブルに対して早期発見・早期治療を行うという姿勢です。そして歯が生えてくる乳児・幼児期は「トラブルが起こる前に防ぐ」ための予防歯科がより重要となります。歯磨きは、歯面からプラークを機械的に除去することでむし歯を予防します。 むし歯を作る要因は、3つにまとめることができます。 1. 歯の質 2. 細菌(むし歯原因菌) 3. 食物(砂糖) (引用:生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット/厚生労働省) この3つの要因に対応するために、歯磨きは重要な役割と果たしています。 新しい生活様式と、歯磨きやうがいの注意点 新しい生活様式への意識が高まる中、「歯磨き」や「うがい」の方法についても注意が必要になりました。特に集団生活である保育園においては、新型コロナウィルス感染拡大の要因にならないために以下の3つの点に注意しましょう。 水滴の飛び散り・3密を防ぐ・物の共有...
子ども子育て支援新制度により保育園では乳児・幼児を預かる機会が増えています。乳幼児を預かる保育園では乳幼児突然死症候群やうつぶせ寝による事故防止対策に午睡チェックが義務づけられています。保育士不足の問題も抱えている保育現場では日常業務に加え、0歳児は5分に1回(1歳児2歳児は10分に1回)の午睡チェックの責任の重さなど、保育士の負担は計り知れません。 『保育Napplee(ナプリー)』は保育士の負担を少しでも軽減できるよう、赤ちゃんの呼吸体動を見守るベビーセンサーMamorin Baby(マモリンベビー)と連携し使うことができる便利な保育業務支援アプリです。 『保育Napplee(ナプリー)』の機能を詳しく見ていきましょう。 午睡/体調記録アプリ『保育Napplee(ナプリー)』とは? 『保育Napplee(ナプリー)』アプリで出来ること 『保育Napplee(ナプリー)』を保育施設で利用することにより、iPad上で午睡中の様子が一目でチェックできます。簡単に入力することができ、Mamorin Baby(マモリンベビー)と連携すると同時に6人までの乳幼児の睡眠状況を定期的に記録できます。気温や湿度など、午睡中の環境も同時にチェックできるので、熱中症やインフルエンザの危険があればアラートでお知らせします。長期間のデータが保存可能なので、保護者とのコミュニケーションにも役立つでしょう。 『保育Napplee(ナプリー)』の5つの特徴 1. アプリ単体で利用可能。簡単な入力で午睡チェック作業負担を軽減 アプリは直感的に使えるような簡単な入力方法となっています。具体的には、乳幼児の体の向きを画面上のタッチ操作で選択し、併せて体温や簡単なメモ等をアプリ内で入力できます。他にもiPad上で以下の操作が簡単に行えます。 保育士登録・園児登録 5/10/15分毎の見守りタイマー 乳幼児の寝姿勢入力・呼吸状態チェック 睡眠中の体温/体調記録 室内の温湿度自動記録 また、Mamorin...
小学校へ入学する前は、保育園か幼稚園へ入園する人がほとんどではないでしょうか。 就学前の選択肢には保育園と幼稚園以外にも認定こども園があります。保育園や幼稚園とどのような違いがあるのでしょうか。今回は幼保連携型認定こども園についてご紹介しましょう。 認定こども園とは? 認定こども園とは、教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。2006年10月1日からスタートした制度であり、以下の機能を備え、認定基準を満たす施設は、都道府県等から認定を受けることが出来ます。 【小学校入学前の子どもに幼児教育・保育を提供する】 保護者の就業の有無に関わらず受入れをし、教育・保育を一体的に行う 【地域における子育て支援を行う】 すべての子育て家庭の保護者へ、子育てに不安や悩みに対する相談や親子が集まって過ごす場所を提供する 就学前の子どもに関する教育・保育については,保護者が働いていても働いていなくても同じ施設を利用したいなど,多様化する社会のニーズに応じこの法律が制定されました。子どもが育つ地域において小学校就学前の子どもに対する教育・保育並びに保護者に対する子育て支援の総合的な提供を推進するための措置を講じるものです。 出典:文部科学省/認定こども園について 保護者が働いていてもいなくても、どの子どもも同じように教育と保育が受けられる制度である「認定こども園制度」は保護者からのニーズが高く、国内の認可保育園や幼稚園が幼保一体型こども園に経営を変化させている現状です。 幼保連携型こども園で働く教諭や保育士は「保育教諭」と呼びます。「保育教諭」とは「保育士資格と幼稚園教諭の両方を持っている」人のことを言います。 また、幼稚園型や保育園型のこども園では「どちらか一つの資格でも勤務可能」となっていることもあります。保育士資格をもって いれば0歳〜5歳児クラスまで対応が可能。幼稚園の場合は3歳〜5歳児クラスの対応が可能ということになります。詳しくは下記、関連記事も参考にしてみてください。 ≪ 関連記事 ≫ 保育教諭と保育士との違い|資格取得の特例制度から 認定こども園は4種類、それぞれの違いとは? ...
例年、熱中症による被害が増える中、保育園での生活も様変わりしています。 最近では熱中症警戒アラートが発令される地域もあり「危険な夏」と感じる事もありますが、しっかりと熱中症対策をすることで「楽しい夏」を過ごすことは十分可能です。 子どもたちが集団生活を送る保育園においても、充実した夏を送ることができるように注意点を確認していきましょう。 保育園での熱中症には要注意 熱中症とは、高温多湿な環境に長くいることで体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かず、熱が体内にこもった状態のことです。 熱中症にさせないために保育士ができることを見ていきましょう。 【熱中症予防】保育士が意識しておくべきこと 一日を通して様々な活動をする保育園で熱中症を予防するために、保育士として常に意識しておくことを紹介します。保育士が意識するだけでも子どもたちへの気配りに生かせることがあるでしょう。 晴天時には地面に近いほど気温が高くなるため、身長の低い幼児は大人より高温の環境にいる。 子どもは体重に比べた体表面積が広く、大人以上に気温の影響を受けやすい。 子どもは体温調節機能が十分に発達していないので熱中症になりやすい。 遊びに夢中になりやすく、のどが乾く前に水分を補給する事ができない。 園児たちは自分の状態を保育士に伝えられない。 これらを踏まえて、保育の環境を見直してみることも大切です。 【熱中症予防】保育士が見るべき園児の様子 熱中症を防ぐために気をつけて見るべきポイントがあります。園児の熱中症が発生しないためにもしっかり意識していきましょう。 1.顔色、汗のかき方 顔が赤く、とても汗をかいている場合は深部体温が上昇しているので、涼しい場所で十分な休息が必要です。 2.水分補給をしているか...
1日があっという間に過ぎていく保育園での仕事。子どもたちと過ごす時間の合間を縫って「終わらせなければならない仕事」や「持ち帰ってしまう作業」に頭を悩ませている園も多いことでしょう。新しい生活様式への変更や、働きかた改革が進む中、業務管理は園長にとって大きな役割となってきています。業務改善が課題である今、これまでエクセルで行われてきた保育士の業務管理。効率化を図るために保育ICTシステムへ移行する園も増えてきました。保育園内の業務の実態と、ICT化がもたらすメリットについて、見ていきましょう。 保育士の業務管理の問題 保育士の仕事は、日々子どもたちと過ごしながら、同時にいくつもの業務をこなします。早番や遅番を除いて、仕事をしている間に「子どもが居ない時間」はありません。そのため持ち場を離れて、計画や記録の作成の時間を作ることが難しくなっています。その結果、持ち帰り残業や休憩中の作業が生まれ、保育士の離職率を上げる原因の一つにもなっています。業務管理の問題点を、細かくみてみましょう。 園児管理や事務作業の時間の確保 保育の仕事の中で必ず問題になるのは「時間の確保」です。子どもと直接関わる時間の中で、保育に必要な情報を残し、さらに園内で共有していくことが求められます。最近では、ノンコンタクトタイムを設けている園もあります。「ノンコンタクトタイム」とは勤務時間内に設けられた、子どもに接しない時間帯のことです。 事務作業などの業務効率化を図るため、保育時間とは分けて設けられます。 しかしながら、保育園や認定こども園では、職員の勤務時間よりも子どもの保育時間のほうが長いため、事務作業を行うための場所の確保や、人員配置に悩まされることも多いようです。 全国私立保育園連盟の調査によると、1日の通常勤務の中で、直接子どもと関わらない時間が0分と答えた保育士は全体の39.2%であり、20分未満の21.3%と合計すると60.5%の保育士が、ほとんどノンコンタクトタイムを取れていないという結果になっています。 また「1日の勤務の中で、直接子どもと関わらない 時間が取れた場合、あなたの仕事はどのよう に変化すると思いますか」という質問に対して、「かなり良好になる・良好になる」と答えた保育士は、全体の70.4%でした。 1日の通常勤務の中で、直接子どもと関わらない時間はどれくらいありますか。 1日の勤務の中で、直接子どもと関わらない 時間が取れた場合、あなたの仕事はどのよう に変化すると思いますか。 (参考:ノンコンタクトタイム 調査報告書 公益社団法人全国私立保育園連盟 調査部) エクセルからICTシステム導入へ...
「保育教諭」という資格をご存知でしょうか。保育士・幼稚園教諭との違い、免許の取り方、取得後勤務できる場所、メリットデメリットなど、今、ニーズが高まっている保育教諭にについてご紹介しましょう。 保育教諭とは? 現代社会は核家族化となり両親共働き世帯が多い中、保育園のニーズが高まっています。この国の子どもの4割以上が保育園を卒園し小学校へ入学しています。保育園児であっても幼稚園と同じように質の高い教育を受けることが求められ、また共働き等に関わらず保育園のような養育機能が求められています。そこで、2006年に「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」 が制定され、幼保一体化施設として認定こども園制度が開始されました。 幼稚園と保育園の両方の機能を持つ「認定こども園」で勤務するためには、保育士と幼稚園教諭の両方の資格を持つ「保育教諭」である必要があります。どのような場合に必要になるのでしょうか。 こども園には4つの種類がある 幼保一体化により広がってきた「認定こども園」にはもともとある施設からの移行が多いため、4つのタイプに分けられています。 幼稚園型 : 元は幼稚園であり、保育園の機能をプラスして運営 ・3歳未満児を受持つ際は保育士資格が必要 保育所型:元は保育園であり、幼稚園の機能をプラスして運営 ・3歳以上児を受持つ場合は幼稚園教諭免許が必要 幼保連携型:これまでとは違い新しく位置づけされており、文科省・厚生省認可 ・保育教諭が必要 地方裁量型:元は認可保育園であり、保育園・幼稚園の両方の機能を満たしているため、都道府県によって認可され運営 ・3歳以上は幼稚園教諭と保育士資格の両免許・資格の併有が望ましい。 ・3歳未満児を受持つ場合は保育士資格が必要 運営内容や受持つ年齢によって必要な資格や免許も変わります。保育教諭が必要なのは、幼保連携型の園に勤務する場合です。 出典:内閣府/認定こども園概要...
保育園、幼稚園に通う子どもの保護者にとって「園だより」は、園のことを知るツールであり、楽しみの一つでもあります。今月はどんな行事があるのか、給食はどんなことに配慮されているのか、保育の中で心がけていることは何か…など、園全体の情報を伝えることで、日常のコミュニケーションをより豊かにすることにもつながります。 だからこそ、作成する担当者にとっては気にかけることが多い仕事でもあります。当たり前を見直し、自園の園便りがより活用できるポイントを見ていきましょう。 園だよりの役割 園だよりを発行する目的は、園からの「お知らせ」や「お願い」のイメージが強いです。 しかし本来の役割は、園の保育方針や保育目標、考え方を具体的に保護者に伝えることです。大半の保育園、幼稚園が月に1回程度発行しています。 園の方針や予定を伝える 園だよりでは、主に園の方針や予定を伝えることが中心となります。園での保育の様子や行事のねらい、日々の取り組みなどを説明することで、園としての考え方が伝わります。 各クラスの担任が作成するクラスだよりとの違いは、保育方針や年間行事に基づいていることや、園長や主任などの管理職が作成していること、給食や保健・地域の行事に関するお知らせを取り入れていることなどがあります。 子どもの育ちを共に喜ぶ 園と保護者は、子どもを育む協力関係だからこそ「子どもの育ちを共に喜ぶ」視点を大事にしたいものです。 保護者が目にすることができない「園内での子どもの様子」や「園児同士の関わり」「保育士の姿」など、人間関係や具体的なエピソードを記すことで、子どもの育ちの楽しさや、面白さ、成長の過程が伝わります。 書き方の工夫 手書きやパソコン、デジタル配信など、園だよりの書き方は園によって様々です。 どの方法であっても、誤字・脱字に気をつけることはもちろん、複数名で確認しましょう。 また、以下の3つのポイントについては、担当者以外の保育士から意見をもらい、改善を図りましょう。 どんな内容なら読みたくなるか 必ず目を通してもらいたいところを見てもらえているか(伝わっているか) 業務的な部分とほっとする部分のメリハリはついているか また、行事の連絡や、製作のために集めるもの、園外へ出かける行事などの保護者から協力を得たい事柄についても園便りを通じて知らせることがあります。余裕を持って1ヶ月以上前に告知をし、期日が近くなったら掲示板にも掲示することで、協力が得やすくなります。持ち物については、写真や絵で具体的な例を示すなど、伝わりやすいように心がけると親切です。...
近年増えていると言われている発達障害の子どもや大人。発達障害の特性が現れる早い時期に子どもと関わる保育士が、知っておきたい知識や特性、関わり方について考えていきましょう。 発達障害の種類と特性 発達障害は種類がいくつかに分かれています。小児科や小児神経科などの医師が、親子に問診と子ども自身の発達検査を行い、その結果を照らし合わせて診断名をつけます。 年齢が低い、発達検査を受けられない、本人や周囲に困り感が無い場合などは、診断名が付かないことも多くあります。その場合は、成長を待ち、幼稚園や保育園の入園・小学校への入学を待ち、集団生活に困り感を抱えるようになった時再度診断します。診断名がついたとしても、一人ひとりの性格や個性があるように障害の特性や困り感はそれぞれ違ってきます。また、知的障害など、ほかの障害を併せ持つ場合もあります。 それでは、障害の種類と特性を見ていきましょう。 自閉症スペクトラム(ASD)/アスペルガー症候群 自閉症スペクトラム障害とはASDや「アスペルガー症候群」とも呼ばれる障害で、人と会話をしたり気持ちをや感情を共感することが難しいとされる障害です。また、同じ動きや言葉を繰り返す行動や、音や光などの刺激に弱くパニックを起こすなどの特性もあります。原因は、はっきりわかりませんが先天的な脳障害でありしつけや育児のせいではありません。 周囲となじまない、一人遊びを好む、こだわりが強い(同じ服やおもちゃで遊びたがる)、臨機応変に対応できず予定の変更に弱くパニックを起こすことなど、集団生活に入ると特性が目立ち始めます。生まれつきの障害ではありますが、低年齢の時はなかなか気づけません。 注意欠陥・多動性障害(ADHD) 注意欠如・多動性障害(ADHD)とは、名前を呼んでも気づかない、落ち着きがない、注意力散漫、集中が短い、忘れ物が多い、整理整頓ができない、だしぬけに話し、話しが止まらない(多弁)、順番を守れないなど不注意、多動性、衝動性がある障害ですまた、乱暴や反抗が見られる子どももいます。 原因は脳にある神経伝達物質・ノルアドレナリンやドパミンが不足することで多動性や衝動性が生じると考えられています。 限局性学習障害(SLD) 知的な障害や遅れがないにも関わらず、文字の読み書き・計算、文章読解、話しを聞き理解すること、端的に話すことなどを苦手とする障害です。これまでは学習障害(LD)と言われていましたが、限局性学習障害/限局性学習症(Specific Learning Disorders)SLDと変わりました。 未就学時期の検診などで発見することは難しく、小学校へ入学し、1つでも困難があった場合をきっかけに診断がつくことがほとんどでしょう。 発達障害の園児への関わりで気を付けるべきポイント 発達障害の診断がついている場合はもちろん、診断がついていなくても集団生活の中では手助けの必要な子どもはクラスにいるかもしれません。 保育士は保育園生活の中で、そういった子どもたちへどのような関わりをしていく必要があるのでしょうか。また、保育者として保護者にはどのような関わりができるのでしょうか。...
駅やコンビニなど、日常でAEDを目にしない日はありません。 AED製造販売業者の協力による、AEDの販売台数の調査から、日本におけるAEDの設置台数は右肩上がりです。 参考:AEDの普及状況 (公益財団法人 日本心臓財団) 普及の背景には、平成25年に厚生労働省が自動体外式除細動器(AED)の適正配置に関するガイドラインを公表したことがあげられます。平成30年には補訂され、自動体外式除細動器(AED)がさらに普及しました。実際に救命例が出てきていることもあり、今後も活用例が増えることが予想されます。 保育園も例外ではなく、子どもの安全を第一に考え、AEDの設置が進んでいます。 保育園でAEDを導入する際のチェックポイント 保育園でAEDを導入する際のチェックポイントは、導入方法の決定や緊急時に使えるようになるための講習の実施、担当者の決定、小児用パッドの用意などです。 特に導入方法については、その後の使用方法やコストにも影響するため、しっかりと検討する必要があります。 AEDをリースか買取を決める AEDの主な導入方法は、リースか買取の2つです。 AEDを買い取る場合 本体だけで約20~40万円かかります。 さらに、消耗品である電極パッドとバッテリーも必要となります。電極パッドとバッテリーの費用はメーカーや機種、使用期限によって料金が変わりますが、5年で約5~6万円かかります。 AEDをリースする場合 予算も立てやすく、経費処理も簡単です。期間に関しては、メーカーの保証期間に合わせて、5年に設定されているメーカーが多いです。AED本体の耐用期間が8年のものあるため、長期間のリースも設定されていることもあります。 保育園の予算の状況や、経営方針、管理の方法などを考慮し、導入方法を決定しましょう。...